紀州徳川家と表千家の茶道の関係をひも解いて紹介する特別展が和歌山市立博物館で開かれています。表千家の茶道は紀州徳川家の保護によって発展してきた経緯があり、展覧会では紀州藩主らとの交流から表千家の茶道とわかやまの関係を紹介しています。和歌山市湊本町の和歌山市立博物館では、吉宗時代の享保年間に唐津藩主から将軍家に献上された桑原茶碗（くわばら　ちゃわん）のほか、表千家家元伝来の茶道具や古文書、掛け軸などの展示もあります。

このほか今月１３日には紀州徳川家や尾張徳川家と茶道とのかかわりを紹介する講演会のほか２６日にも学芸員による講演が行われます。

和歌山市立博物館の秋の特別展、表千家とわかやま～紀州藩における交流～は来月（１２月）４日まで行われています。月曜日と１１月２４日は休館です。