【新型コロナ】県内で407人の感染と2人の死亡を確認

2022年11月08日 19時22分

社会福祉・医療

和歌山県は、きょう(8日)、県内で新たに、乳児から90代以上までの男女あわせて407人が、新型コロナウイルスに感染し、2人が死亡、クラスター6件を認定したと明らかにしました。

感染者は、前日に比べ167人、前の週の同じ曜日に比べ64人増加しました。

またきょう(8日)は和歌山市の80代の女性と田辺保健所管内の60代の男性が新型コロナウイルス感染症が原因で亡くなりました。

県内の累計感染者数は、死亡した272人を含め、14万6064人です。人口10万人あたりの直近1週間の感染者数は、県全体が353・5人で、前日より7人増加しました。

現在入院しているのは234人で、コロナ用病床の使用率は96・7%です。入院患者のうち、酸素投与を受けているのは28人で、国基準の重症患者は3人です。

また、新たに新宮保健所管内の特別養護老人ホームで、職員5人を含む23人の感染が確認されるなど6例のクラスターを確認し、県は、732例目のクラスターに認定しました。

きょうは県内で初めてとなるオミクロン株の変異株XBBに県内の中学生が感染したことがわかりました。家族との海外渡航歴があります。

一方、患者の発生届と陽性者登録センターへの登録者数は、あわせて457人で、居住地の保健所管内別では、和歌山市が136人、田辺が78人、岩出が59人、湯浅が46人、新宮が44人、橋本が40人、御坊が39人、海南が15人となっています。

和歌山県福祉保健部の野尻孝子技監は「10代の感染が増えている。家族内で感染し医療や保健の現場に感染が持ち込まれるケースが目立っているので徹底した感染防止に取り組んでほしい」と県民に呼びかけています。

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