おっとっと広場でしらすまつり開催
2022年11月03日 19時58分
和歌山市の和歌浦漁港「おっとっと広場」できょう(3日)、「第33回しらすまつり」が開催されました。
このイベントは、県内で捕れた新鮮な魚介類を食べて楽しんでもらうことで、和歌浦の振興と活性化に繋げようと行われているもので今回で33回目です。
きょうは、和歌浦周辺のお店や企業など、およそ50ブースが出店していて、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類やわかしらす、和歌浦名産の天ぷらなどを求めて、多くの来場者で賑わいました。
また、その場で食べることができるスペースも設けられていて、来場者はわかしらすを使ったしらす丼や生しらすの天ぷらなどに舌鼓を打っていました。
さらに、生マグロの解体ショーやよさこい踊りの演舞なども行われ、祭りを盛り上げました。
しらすまつり実行委員長の中山勝裕(なかやま・かつひろ)さんは、「いつも5月と11月に開催しますが、11月は和歌浦が満杯になるぐらい人が来てくれます。今年は、和歌祭四百年式年大祭があり、それに合わせて60年ぶりに和歌浦漁港で花火を打ち上げました。みんなに感動してもらえたので、また開催したいと思っています」とこれからの和歌浦地区活性化の展望を語りました。
ブース出店していたきのくに信用金庫の新谷竜吾(しんたに・りょうご)さんは、「和彩あきらさんと一緒に特製の漬けダレに漬けたハマチの漬け丼を販売します。天候も良く、お客さんも多いのですぐ完売になると思います」と話していました。
和歌山市から家族で訪れていた宇田貴一(うだ・たかいち)さんは、「しらす丼とハモの天ぷら、穴子の天ぷら、練り物も食べました。しらすまつりを訪れたのは2回目ですが、前回来るのが遅すぎて全て売り切れてしまっていたので、今年は開始時間前に来ようと朝早くから来ました。今天ぷらを待っているので、それを食べて帰りたいと思います」としらすまつりを堪能している様子でした。