広域連合臨時会開く

2022年11月03日 19時58分

社会

関西広域連合の11月臨時会がきょう(3日)開かれ、広域連合長を来月で退任する和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、広域連合の仕組みがプラットフォームになり生まれた事業が多いとの考えを示し、一定の評価をしました。
これは和歌山県議会所属の林隆一(はやし・りゅういち)議員の質問に対し、仁坂連合長が答えて明らかにしました。


仁坂連合長は、「関西広域連合の仕組みがなければ課題があるたびに各地から集まって対応しなければならない。
広域連合のプラットフォームがあったのでそのメカニズムから生まれたものがある」と広域連合が果たした役割や価値に理解を求めました。
また、林議員は仁坂連合長に二年間の実績と評価を求めたのに対し、仁坂連合長は、行政の効率化を追求して少人数で取り組んだ事務局スタッフの働きは、驚嘆に値すると述べました。
また、今後について仁坂連合長は、成長する広域連合であるよう期待を寄せました。
このほか林議員は、産業共創プラットフォーム事業についても質問しました。

広域連合議会では議長を務める井出益弘(いで・ますひろ)議長が、来月退任する仁坂連合長に新型コロナウイルス対策など広域連合の運営に尽力したことに労いの言葉を述べました。

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