「インターナショナルクラッシックコンサート」が、昨夜（２日）和歌山城ホールで開催され、「世界津波の日・濱口梧陵」の交響組曲などが映像と共に披露されました。
これは、「インターナショナルグッドウィルわかやま」が和歌山ジャズマラソンのプレイベントとして開催したものです。

「銀河のマリーナ」の演奏で始まったコンサートでは、エココーラス合唱団による「赤とんぼ」や「浜千鳥」などの唱歌が、クラッシックバレエの演技と共に披露されました。
そして、「世界津波の日・濱口梧陵」をテーマにした紀伊の国交響組曲が映像と共に披露され、安政の大地震で稲むらに火をつけて住民に津波の危機を知らせ避難させた「いなむらの火」の故事や国連で「世界津波の日」が制定されるまでの経緯が演奏されました。
特に、地元・広川町の広小学校の児童合唱団による「稲むらの火」が披露される
と会場一杯に詰めかけた観客からは大きな拍手と歓声が送られ、会場は大きな感動に包まれました。

また、昨夜演奏された「世界津波の日・濱口梧陵」は、先月（１０月）４日に、トルコの首都・アンカラで、大統領交響楽団の演奏で「エルトゥールル号の奇跡」とともに映像を映しながら演奏されました。この時の模様が、トルコの国営放送で、「世界津波の日」のあさって、今月（１１月）５日に放送されることが報告され、歓声が上がっていました。