和歌山県はきょう（１１月１日）県内で、新型コロナウイルスに感染した和歌山市の７０代の女性１人の死亡と、新たに３４３人の新型コロナウイルスの感染、それに、４件のクラスターをそれぞれ確認したと発表しました。

県によりますと、きのう（１０月３１日）の午前０時からの１日間に、ＨＥＲ-ＳＹＳ(ハーシス)・新型コロナウイルス感染者等情報把握管理支援システムに入力されて新たにわかった感染者は、ゼロ歳から９０歳代以上の男女３４３人で、前の日を１０５人、前の週の同じ曜日を４７人、それぞれ上回りました。

きょうまでに和歌山市の７０代の女性１人が、新型コロナウイルスが原因で死亡しました。

県内の累計の感染者数は、死亡した２６４人を含め、１４万２７９９人となっています。

また、橋本保健所管内の病院で１０人、湯浅保健所管内の中学校で８人、田辺保健所管内の中学校で７人、御坊保健所管内の中学校で５人のあわせて４例のクラスターが新たに確認され、県内のクラスターは７１１例となっています。

現在入院しているのは１９２人、病床数２４２床に対する使用率が７９・３％で、酸素投与を受けているのが２１人、国基準の重症者は１人となっています。

一方、患者の発生届と陽性者登録センターへの登録者数は４０７人で、保健所別の内訳は、和歌山市が１５１人、岩出が５６人、田辺が４７人、橋本が３９人、新宮が３７人、湯浅と御坊がいずれも３４人、海南が９人です。