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天童よしみさん 飲酒運転根絶大使に 「なめたらアカン」

2022年11月01日 09時55分

交通社会

飲酒運転の集中的な取り締まりを行う和歌山県警察本部の「シリウス作戦」が今年もきょう(11/1)から始まるのを前に、きのう(10/31)、田辺市出身の歌手、天童よしみさんを「飲酒運転根絶大使」に委嘱し、天童さんが見守る中、出陣式が行われました。

出発式で敬礼する天童さん(2022年10月31日・交通センターで)

県警は、飲酒の機会が増える年末を前にした11月に、集中的に飲酒運転の取り締まりを行っていて、この「シリウス作戦」は、今年で3度目となります。

今年は「飲酒運転根絶大使」に、天童よしみさんを迎えることになり、きのう和歌山市西の交通センターで行われた委嘱式では、出納延計(すいどう・のぶかず)交通部長が天童さんに委嘱状を手渡しました。

出納交通部長(右)から委嘱状を受けとる天童さん

この後、シリウス作戦の出陣式に出席した天童さんは、白バイ隊員らおよそ80人の警察官を前に挨拶し、「私も大使として、和歌山県警の飲酒取締は『なめたらアカ~ン』とアピールしてまいりますので、取り締まりに頑張ってください」と激励しました。

そして、天童さんが見守る中、白バイなどの警察車両およそ40台が交通センターをあとにしました。

出発する白バイを見守る天童さん(左)

天童さんは、「飲酒運転ほど怖いものはないと思うので、皆さん、危機感を持ってほしい。飲酒運転ゼロの実現は、やってできないことはない。車を置いてお酒を楽しんで」と呼びかけ、「飲酒運転、なめたらアカン」とおなじみのフレーズで飲酒運転の根絶を訴えていました。

「なめたらアカン」と力を込める天童さん

和歌山県内では、飲酒運転による交通事故の統計件数が、今年は、9月末までに96件となっていて、去年の同じ時期より30件以上増えています。

出発を待つ警察車両

県警交通指導課の谷端啓司(たにばた・けいじ)次席は、「天童さんから呼びかけてもらうことで、皆さんに認識してもらえると期待しています。飲酒運転は、ひき逃げ事故を誘発する最も悪質な違反。年末を控え、県内随所で集中的な飲酒運転の取り締まりを行い、飲酒運転の根絶をはかっていきたい」と話しました。

今年で3回目となる「シリウス作戦Ⅲ(サード)」は、11月いっぱい行われます。

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