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桂枝曾丸芸能生活35周年記念「わかやま芸品館」開催

2022年10月30日 22時15分

イベント社会

今年で芸能生活35周年を迎えた和歌山市在住の落語家、桂枝曾丸(かつら・しそまる)さんの落語公演「わかやま芸品館」がきょう(10月30日)、和歌山県民文化会館・小ホールで開かれ、会場いっぱいとなる300人余りが、新作の和歌山弁落語などで笑いを堪能しました。

おばちゃん姿で和歌山弁落語を披露する枝曾丸さん(2022年10月30日・和歌山県民文化会館)

「わかやま芸品館」は、枝曾丸さんが和歌山を拠点に活動し始めたあとの22年前から開かれているもので、今回は、芸能生活35周年を記念した特別講演として開かれました。

会場には、多くの花が贈られた

公演の冒頭、口上を述べた枝曾丸さんは、「ここ県民文化会館は、35年前に師匠の故・桂文枝(かつら・ぶんし)、当時の小文枝(こぶんし)に弟子入りを許された場所で、初めて芸品館を開いたところ。35周年を迎えて最初の志を取り戻し、笑うて泣いてをやってみたい。これからも一生懸命がんばります」と話しました。

公演で、枝曾丸さんは、新作の和歌山弁落語「お宝(たから)長者(ちょうじゃ)」を初めて披露し、会場の大きな笑いを誘った一方、創作人情噺(ばなし)の「兄弟(きょうだい)契り(ちぎ)」では、兄弟の絆を描き、会場から盛んな拍手を受けていました。

会場には、和歌山放送リスナーも駆け付けた

きょうの公演には、落語家の笑福亭鶴二(しょうふくてい・つるじ)さんと月亭遊真(つきてい・ゆうま)さん、それにサーカス芸人の暁(あかつき)あんこさんも出演し、枝曾丸さんの芸能生活35周年の記念公演に花を添えていました。

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