私たちのくふう展29日から2日間開催

2022年10月28日 16時10分

教育社会

県内の小中学生が工夫を凝らした工作やアイデア商品の展覧会が今月29日と30日の2日間、和歌山市のフォルテワジマ4階のイベントホールで開かれます。

これは、県発明協会と一般財団法人雑賀技術研究所が私たちのくふう展として開くもので今回が54回目です。

今回は県内55の小中学校から362のアイデア作品が寄せられました。

会場には、応募作品が一面に展示されています。作品の審査会がこのほど行われ、近畿経済産業局長賞には、和歌山市立四郷北小学校4年の北村康恵(きたむらやすえ)さんが出品した「じいじの菊づくりのための扇風機」が選ばれるなど29の入選作品も展示されています。北村さんの作品は、夏の暑さの中、ビニールハウスで菊づくりをする祖父のために一定の温度になるとサーモスタットが働き、業務用の扇風機のスイッチが入る仕組みの装置を考案して出品しました。

また橋本市立隅田小学校6年生の阪部旬(さかべ しゅん)さんが出品したノータッチ害虫捕獲駆除装置は、ペットボトルなどを使って加工したものでゴキブリなどを取り押さえ、穴の部分から殺虫剤を散布して、手を汚さず害虫をごみ入れなどに捨てる器具です。

このほか、目薬を上手に目にさす器具や、折り畳み式のビニール式の飛沫防止防止装置なども展示されていてどの作品も子どもたちの工夫が凝らされていています。

今回は表彰式は行われず、会場を訪れた受賞者に主催者から賞状などが手渡されることになっています。

この作品展は誰でも入場してみることができます。作品展は今月(10月)29日と30日の午前10時から午後5時まで和歌山市本町のフォルテワジマ4階のイベントホールで開かれます。

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