旧統一教会問題、政治利用されないよう注意喚起すると尾花市長
2022年10月27日 16時57分
和歌山市が世界統一家庭連合・旧統一教会やその関連団体とのかかわりが2例あったことが調査で分かったことについて和歌山市の尾花正啓市長は、今後名義後援の申請などがあっても対応しないなど政治利用にならないよう注意していくことを明らかにしました。これは和歌山市の尾花市長が定例の会見で記者の質問に答え明らかにしました。尾花市長は、「旧統一教会やその関連団体とこれまでもかかわったつもりはないし、社会問題になっている団体とのかかわりは今後もないと断言できる」と述べ関係性を強く否定しました。
この問題をめぐっては、市が行った独自の調査で過去3年間に関連団体と思われる団体が、和歌山市内でイベントを行った際、当時の副市長が現地で表敬訪問を受けたり、今年7月にはこの団体からイベントの講演名義の申請が市にあり、その後イベントが中止になったため、申請が取り下げられていました。