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【新型コロナ】技監・インフルワクチン接種呼びかけ 

2022年10月26日 20時24分

社会福祉・医療

新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの同時流行が懸念される中、和歌山県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監はきょう(10/26)の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチンに加えて、11月には、インフルエンザのワクチンを接種するよう呼びかけました。

会見でインフルエンザワクチンの接種を呼びかける野尻技監(2022年10月26日)

この中で、野尻技監は、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスが、日本に先んじて、南半球で同時流行したことを踏まえた上で、国立感染症研究所のデータから、日本人のインフルエンザに対する抗体が、子どもと高齢者、それに30代から50代の働く世代で低くなっていることを指摘し、インフルエンザワクチンを打つ必要性を強調しました。

そして、野尻技監は、「今年は、これまでの2年間と違って、感覚的にコロナに対する抵抗感が下がり、人流が増えていること、海外からの渡航解禁で外国から持ち込まれる可能性もあること、さらに抗体価の低い年代があることから、同時流行の可能性がある」とした上で、「いつ起きるかはわからないが、インフルエンザについては、例年、11月からいくつかみられて、12月の冬休み前に一定の流行があり、冬休みでいったん収まった後、休み明けには、急速に拡大する流れになる。新型コロナウイルスワクチンの4回目接種だけでなく、インフルエンザが流行する前、つまり11月には、インフルエンザのワクチンについても接種してほしい」と呼びかけました。

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