和歌山放送情報懇談会 仁坂知事を招き開く
2022年10月26日 18時22分
和歌山放送134回の情報懇談会が、きょう(26日)今期で退任する和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事を招いて和歌山市内で開かれ、仁坂知事は和歌山放送・中村栄三(なかむら・えいぞう)社長の質問に答える形で、4期16年の県政を振り返りました。
この中で仁坂知事は、知事選挙に立候補し、当選後から全力で調達制度の改定や企業誘致、整備が未完全な基幹道路の整備など、県政の課題に挑戦してきたことを語りました。
また国体やねんりんピックなど、全国規模の大型の行事を在任中に経験したことについては、業者主導でなく、手作り感を重視し、お金をかけず和歌山らしさを表現するなど、担当者らと議論を重ねたことを当時の状況を踏まえ振り返りました。
また、到達度について聞かれた仁坂知事は、調達制度や高速道路の整備などについては一定の達成感を示す一方、働く場所の確保や人口減少対策などは、まだ道半ばであるとして県の職員や今後県政を担当する知事らに期待を寄せました。