和歌山南陵理事長解任、新しい理事長に関口氏

2022年10月25日 11時11分

教育社会

給料未払い問題などで教職員がストライキをした問題が発生した和歌山南陵高校で、この夏に理事長に就任した井植浩之(いうえ ひろゆき)氏が解任されたことがきょう(25日)までに分かりました。解任の理由は寄付金の未払いなどとしています。これは法人の代理人弁護士が明らかにしてわかったものです。

それによりますと、理事長に就任した井植氏が学校運営を立て直すための寄付金を支払うとしていましたが期日までに支払われなかったとして、理事会で井植氏の解任が決議されました。井植氏は三洋電機の創業者一族で、新しい学園の理事長には、法人の評議員を務める関口仁(せきぐち じん)氏が選ばれました。

 日高川町にある私立和歌山南陵高校は、今年5月給与未払い問題などを理由に教職員がストライキを実施し問題が明るみになり、法人を所管する静岡県は、7月経営改善を求めて措置命令を出しています。

 

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