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【新型コロナ】犠牲者の供養塔建立、開眼法要、高野山で

2022年10月23日 17時41分

社会

新型コロナウイルス感染症の犠牲者を弔う供養塔が、高野町の高野山中之橋霊園(こうやさん・なかのはしれいえん)に完成し、きょう(23日)、開眼法要が営まれました。

供養塔は、およそ6平方メートルの敷地に建つ、御影石製で、高さは2メートルほどです。高野山真言宗・総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)の僧侶が、仏の魂を入れたあと、およそ30分間読経し、関係者が犠牲者に祈りをささげました。

供養塔を建立したのは、新型コロナのPCR検査を請け負う和歌山市の民間検査会社、池内興業合同会社で、これまで10万件以上の検査を行い、感染を理由に、多くの人が亡くなる中、新型コロナの収束を祈る場にしたいと、霊場高野山に、供養塔の建立を思い立ったということです。

池内興業の池内康二(いけうち・こうじ)代表39歳は「新型コロナ感染症の供養塔が建立されるのは初めてではないか。多くの人に立ち寄っていただければ」と話していました。

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