秋の深まり告げるリンドウ、那智勝浦町の阿弥陀寺で

2022年10月23日 14時58分

歴史・文化社会

熊野古道近くにある那智勝浦町の世界遺産、真言宗阿弥陀寺(あみだじ)で、青紫色のリンドウがたくさんの花を咲かせ、訪れた人々に、秋の深まりを告げています。

阿弥陀寺は、平安時代に、行者(ぎょうじゃ)が過酷な修行をしたとされる場所で、苔むした石の炉の周辺にリンドウが群生していて、薄暗い木立の中、薄紫色の花が周囲に彩りを与えています。

新宮市から訪れた60代の男性は「歴史ある場所で無数のリンドウが風に揺れる姿は神秘的です」と話していました。

阿弥陀寺のリンドウは、今月(10月)末頃まで楽しめるということです。

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