秋晴れとなったきょう(２２日)、高野山の壇上伽藍で「高野・熊野夢舞台コンサート」が開かれ、賑わいました。

このコンサートは、世界遺産に登録されている「紀伊山地の霊場と参詣道」を会場に和歌山県が主催して毎年行っているもので、４年目の今回は高野山・金剛峰寺の金堂前が舞台となりました。

はじめに、シンガーソングライターのＬｉｎａＬｉｎａ(りなりな)さんが、ウクレレの弾き語りと、町立高野山小学校の児童９４人がコラボした合唱が披露されました。ＬｉｎａＬｉｎａさんは、あす(２３日)、高野山内で、ウクレレのワークショップを開くということです。

続いて、総本山金剛峯寺・高野山執務公室長の藪邦彦(やぶ・ほうげん)さんと、橋本市出身の尺八奏者、辻本好美(つじもと・よしみ)さんとのトークセッションと、辻本さんの演奏が行われました。

この中で、辻本さんの尺八と、高野山高校の生徒による声明(しょうみょう)ライブもあり、参加者は安らぎの音色に癒やされていました。

色付き始める木々もちらほらと見られる高野山では、カメラを携えた観光客の姿も多く見られました。