プロ野球のドラフト会議がきょう（２０日）、東京都内のホテルで行われ、和歌山県ゆかりの選手では、新宮市出身で秋田県のノースアジア大学明桜（めいおう）高校の野中天翔（のなか・てんと）投手と日高中津出身で東北福祉大学の入山海斗（いりやま・かいと）投手が育成ドラフトで指名を受けました。

中日ドラゴンズに育成ドラフト２位指名された野中天翔（のなか・てんと）投手は、新宮市立光洋（こうよう）中学校時代は硬式野球チーム・和歌山南紀ボーイズでプレーし、秋田県のノースアジア大学明桜（めいおう）高校に進学しました。最速１４５キロの左投手で、高校３年の夏の県大会はベストフォーに進出しましたが、甲子園出場はなりませんでした。

また、オリックスバッファローズに育成ドラフト３位指名された入山海斗（いりやま・かいと）投手は、日高中津でプレーし、東北福祉大学に進みました。１４０キロ台後半の速球をコンスタントに投げ込む右の本格派で、東北福祉大では下半身の強化によって球速と制球力が向上し、公式戦での実績は少ないものの、高い潜在能力を評価されています。