考える会の和菓子ウォーク 奈良県五條市で開催

2022年10月18日 19時29分

イベント歴史・文化社会

紀州の和菓子と文化を考える会主催の和菓子ウォークが、来月(11月)12日、江戸時代からの古い町並みが残る奈良県五條市で開かれます。

紀州の和菓子と文化を考える会は、自分たちが住むまちを、和菓子と文化の観点から見つめ、まちづくりを考えようと、2014年に発足した団体で、定期的に学習会やシンポジウムのほか、県内外で和菓子ウォークを開催しています。

今回のウォークは、橋本市と接する県境の町、奈良県五條市の五條新町通りを中心に開かれます。

五條新町通りには、慶長12年、1607年に建てられた重要文化財の栗山家住宅をはじめ、漆喰で塗り固められた重厚な町屋が軒を連ねていて、江戸時代から明治・大正・昭和と4世紀にわたる歴史を刻んできた町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

ウォークでは、ガイドの案内で五條新町通りを巡り、栗山家住宅など町家を散策するほか、江戸時代末期の文久(ぶんきゅう)年間創業の「千珠庵(せんじゅあん)きく川(がわ)」など4つの和菓子店を訪ねます。

今回のウォークの参加対象は、会員に限られていて、紀州の和菓子と文化を考える会では、「和菓子について学ぶ勉強会や、まちづくりについて考える和菓子ウォークなどを行っているので、是非、会員となって参加してほしい」と呼びかけています。

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