「GI和歌山梅酒」第5回官能審査会・75銘柄が認定

2022年10月18日 16時10分

社会経済

「GI和歌山梅酒(わかやまうめしゅ)」の第5回官能審査会が、きょう(18日)和歌山県庁で行われ、和歌山県産の梅酒75銘柄が認定されました。

審査対象の梅酒を聞き酒する評価委員ら(10月18日・和歌山県庁北別館)

GI和歌山梅酒は、県内で収穫された新鮮な青梅(あおうめ)や完熟梅を使用し、香料などは使用していない酒類で、アルコール分が10%以上・35%未満、クエン酸などの含まれる量を示す総酸値(そうさんち)が1リットルあたり3・5グラム以上、エキス分が1リットルあたり100グラム以上の基準を満たした梅酒に表示が許可されます。

きょう午後、県庁北別館5階の会議室で行われた審査会では、県内の梅酒の製造業者などで構成する「GI和歌山梅酒管理委員会」の委員や、大阪国税局の職員など10人の評価委員が、GI表示を希望する24社75銘柄の梅酒の味や香りを一つ一つ口に含んで確かめながら、5段階で評価しました。

審査の結果、75銘柄すべてが、5段階の総合評価で3以上の評価を得て、GI和歌山梅酒に認定されました。

GI和歌山梅酒管理委員会の中野会長

GI和歌山梅酒管理委員会の中野幸生(なかの・ゆきお)会長は「とくに若い女性の梅酒人気が高く、これから伸びると思う。海外へもGI和歌山梅酒ブランドをさらに発信していきたい」と話しています。

ことし(2022年)認定されたGI和歌山梅酒は、4月に認定された16銘柄をふくめ、あわせて91銘柄となりました。

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