ビッグホエール、グリーンに 臓器移植普及推進月間
2022年10月17日 17時14分
10月の臓器移植普及推進月間にあわせて全国で展開されている、建物などを緑にライトアップする「グリーンライトアップ」が和歌山県内でも、和歌山ビッグホエールで行われています。
日本では、25年前の1997年の10月16日に脳死下での臓器移植を可能にする臓器移植法が施行されたことを受けて、厚生労働省が、10月を「臓器移植普及推進月間」と定めて啓発活動を行っていて、特に、日本臓器移植ネットワークが中心となり、10月16日を「グリーンリボンデー」として、この日に、家族や大切な人と「移植」のこと、「いのち」のことを話し合い、お互いの臓器提供に関する意思を確認するよう呼びかけています。
「グリーンリボン」は、世界的な移植医療のシンボルで、「グリーン」は、成長と新しいいのちを意味し、「リボン」は、臓器を提供する人と、移植を必要とする患者との、いのちのつながりを表現しています。
そして、毎年、10月に、全国各地で、地域のランドマークとなる施設や建物を、グリーンにライトアップする取り組みが行われていて、和歌山県内では、今年も、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで和歌山県の協力のもと、今月(10月)13日から毎晩、緑にライトアップされています。
和歌山ビッグホエールのグリーンライトアップは、今月19日まで毎日午後6時から午後9時まで行われています。