クラシック音楽イベント「きのくに音楽祭2022〜未来の音を聴かせて〜」開幕

2022年10月14日 17時34分

歴史・文化社会

民間主体のクラシック音楽イベント「きのくに音楽祭2022〜未来の音を聴かせて〜」が開幕し、きょう(14日)午後、和歌山市の和歌山城ホールでは、「ウェルカムコンサート」が開かれました。

「きのくに音楽祭」は子どもたちに良質な音楽体験をさせようと、2019年に始まったもので、今回は2年ぶりの開催となりました。

きょう(14日)のウェルカムコンサートでは、「きのくに音楽祭」の総監督をつとめる和歌山市出身のバイオリニストで、東京藝術大学前学長の澤和樹(さわ・かずき)さんをはじめ、ピアニストの宮下直子(みやした・なおこ)さん、寺下真理子(てらした・まりこ)さん、古久保有亜(ふるくぼ・ありあ)さんなど、和歌山にゆかりのある多くのクラシック音楽家が出演しました。

また、父親の仕事の関係で、和歌山市内の小中学校に在学し、国際ピアノコンクールで受賞を果たすなど、将来を嘱望される14歳のピアニスト、柴田陽(しばた・ひかる)さんが、ソリストとして、コンチェルトデビューしました。柴田さんは、プロの演奏家とともに、ピアノ協奏曲第12番をさわやかに演奏し、聴衆の喝采を浴びていました。

「きのくに音楽祭は」あさって(16日)までの期間中、ピアノ三重奏「トリオ・アコードの世界」や弦楽五重奏「モーツアルトの室内楽」、ラトヴィア放送合唱団、オーケストラによる「ファイナルコンサート」などが、和歌山城ホールや県立図書館のメディアアートホールで繰り広げられます。

チケットは各会場や県民文化会館で販売されています。詳しくは、「きのくに音楽祭2022」のホームページに掲載されています。

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