有田川町に本社がある住宅や不動産を手がける三洋(さんよう)住宅株式会社の５０周年と、グループの総称を「ＯＲＩＮＡＳ(オリナス)」とする、創立を記念した催しが、きょう（９日）、町内のきびドームで開かれました。

グループは、地域創生を目指し、『この地域で暮らす こたえがある』をテーマに掲げています。記念祭は、グループの関係者のほか、地元の人たちも参加して行われ、企業のこれまでの取り組みなども紹介されました。

また、落語家の桂枝曾丸(かつら・しそまる)さんが、古典落語の「紀州」を披露したほか、和歌山大学観光学部の木川剛志(きがわ・つよし)教授が、人口減少や地域づくりなど、和歌山の課題をテーマに、地方創生について話しました。

このあと、三洋住宅代表取締役社長の上野山善之(うえのやま・よしゆき)さんが、地域の発展に寄与していく決意を述べ、枝曾丸さんや木川教授らと、和歌山や地元の地域創生について意見交換するパネルディスカッションが行われました。