元ラガーマンら楕円球追う「マスターズ花園」初開催
2022年10月09日 15時17分
高校ラグビーの聖地、東大阪市の花園ラグビー場で、きょう(9日)、40歳以上のOBが出身校別にチームを組んで対戦する交流大会「マスターズ花園」が、開幕しました。
初めての開催となった今回は、あす(10日)までの2日間の日程で、和歌山など11府県の18チームが出場しています。そして、開幕戦に続く第2試合では、和歌山県の和歌山工業高校と岐阜県の関(せき)市立関商工高校のOBによるチームが対戦するなど、2日間で9試合が予定されています。
選手たちは、秋の曇り空の中、“緩やかな”ステップで相手をかわして、トライを決めたり、熟練の巧みなパス回しを見せたりと、肌寒さを感じさせない、熱いプレーを披露する一方、おぼつかない足元でボールを捕り損ねるシーンもあり、会場は笑いや歓声に包まれていました。
試合は、前後半20分ずつで、前半は55歳以上、後半は40歳から54歳までの選手が出場し、選手の年代ごとにラガーパンツの色を分け、60歳以上の選手へのタックルは禁止されています。
和工と関商工OB戦は、10対24で、和工OBが敗れました。