4年ぶりに開催「わかやま商工まつり」 

2022年10月08日 16時36分

イベント教育歴史・文化社会経済

和歌山の地場産業振興イベント「わかやま商工まつり」がきょう(8日)から、4年ぶりに和歌山市で始まり、多くの家族連れらで賑わいました。

認定こども園ようすいこども園 和太鼓クラブ「夢鼓隊」による演奏

和歌山商工会議所の主催で、地域の商工業の振興や地域活性化につなげようと1949年に始まり、今回で74回目です。

2019年の台風19号や新型コロナの影響で3回連続中止となっていましたが、「コロナ禍だからこそ頑張っている事業所を応援したい」と4年ぶりに開催が決まりました。

和歌山市()(びら)の和歌山ビッグホエールでは、県内に本社や営業拠点がある繊維や機械、木材など、101の企業・団体が、自慢の製品の展示をはじめ、体験コーナーや特産品を販売するブースを出展しました。

木工体験コーナー

また、ことしは『輝くわかやま!未来エリア』をテーマに、「2025年大阪・関西万博」で上空での飛行を目指している「空飛ぶクルマ」のVR体験や、今年末ごろに串本町で打ち上げを目指すロケット「カイロス」に関する展示など、最先端技術をリアルに体験できるブースも用意されています。

VRを体験する来場者

宇宙兄弟のキャラクターに扮したスタッフとカイロスの模型と写真を撮れるフォトスポットも

空飛ぶクルマのVRを体験した和歌山市の中学2年生は「立体感があってリアルだった。どんな感じなのか乗ってみたいと思った」と話していました。

実行委員長の勝本(かつもと・)僖一(きいち)和歌山商工会議所会頭は「やっと開催できて有難いと思う。和歌山が誇る最先端の技術と伝統の技をぜひ実感してほしい」と話していました。

「第74回わかやま商工まつり」はあす(9日)も、午前10時から午後4時まで和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで開かれます。入場は無料です。(了)

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