ゆら早生初売り、大阪市中央卸売市場でセレモニー

2022年10月07日 15時32分

社会

JA紀州管内で生産された「ゆら早生みかん」の初セリが、きょう(7日)、大阪市の中央卸売市場で行われました。

午前7時40分から市場内の果物売り場で開かれたセレモニーには、JA紀州やJA和歌山県農の関係者や、地元、日高川町の久留米啓史(くるめ・ひろふみ)町長らが出席して開かれ、今年の作柄などを紹介して、ゆら早生をPRしました。

このあと、集まった仲買人らに、袋入りのゆら早生やJA紀州特産の梅干しなどが手渡され、セリがスタートしました。

関係者によりますと初日のきょうは、ゆら早生みかん15トンがセリにかけられ、「今年は糖度も高く品質も良い」ということで、市場の反応に期待を寄せています。

ゆら早生みかんは、1985年に、JA紀州管内で「宮川早生」から発見した枝を接木して育成した品種で、糖度の高さと、さわやかな酸味が特徴です。

JA紀州では、今年、前年比103パーセントの710トンの出荷を予定しています。

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