【台風14号】和歌山県に最接近(午後9時現在)
2022年09月19日 21時41分
大型の台風14号は、現在、和歌山県に最も接近しているとみられ、和歌山地方気象台では、暴風やうねりを伴った高波に厳重な警戒を呼びかけています。また大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水や氾濫への警戒も必要です。
台風14号は、きょう午後9時には、鳥取市の北およそ60キロの海上にあって、1時間におよそ35キロの速さで東北東へ進んでいると推定されます。
中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートルで、中心の北側280キロ以内と南側220キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。
台風は、現在、和歌山県に最も近づいているものとみられ、和歌山県の海上は、あすの朝にかけて、大しけとなり、あすの昼前にかけて、海上を中心に非常に強い風が吹く見込みです。
また、あす未明にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。
予想される1時間雨量は多いところで、今夜は、北部南部ともに60ミリ、あすは、北部南部ともに50ミリとみられています。
また、24時間雨量は多いところで、北部150ミリ、南部180ミリとなっていて、線状降水帯が発生した場合には、局地的にさらに雨量が増える恐れがあるとしています。