【台風14号】19日夜、和歌山県に最接近の見込み

2022年09月19日 16時50分

災害・防災

大型の台風14号は、今夜(19日)はじめ頃から夜遅くにかけて和歌山県に最も接近する見込みです。
和歌山地方気象台では、暴風やうねりを伴った高波に厳重な警戒を呼びかけています。
また大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水や氾濫への警戒も必要です。


台風14号は、きょう午後4時には、島根県出雲市付近にあって、1時間におよそ35キロの速さで北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートルで、中心の北側330キロ以内と南側185キロ以内は風速25メートル以上の暴風となっています。
台風は今後、進路を東寄りに変え、あす(20日)にかけて本州付近を北東へ進み、あすの夜までには、日本の東で温帯低気圧に変わる見込みです。

台風の接近に伴って、和歌山県の海上はあすの朝にかけて、大しけとなり、あすの昼前にかけて、海上を中心に非常に強い風が吹く見込みです。
また、あす未明にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。
予想される1時間雨量は多いところで、今夜は、北部南部ともに60ミリ、あすは、北部南部ともに50ミリとみられています。
また、24時間雨量は多いところで、北部250ミリ、南部300ミリとなっていて、線状降水帯が発生した場合には、局地的にさらに雨量が増える恐れがあるとしています。

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