【知事選】推薦願の取り扱い 再度、自民党県連で協議へ

2022年09月16日 22時36分

政治社会

今年(2022年)11月に予定されている和歌山県知事選挙への対応を巡り、自民党県連の二階俊博(にかい・としひろ)会長と山下直也(やました・なおや)幹事長がきのう(9/16)、党本部で森山裕(もりやま・ひろし)選挙対策委員長と会談し、県連から出されていた推薦願の扱いを、あらためて県連内で協議することを確認しました。

自民党県連は、今月(9月)3日に開いた会議で和歌山市出身の総務官僚で、青森県の総務部長を務める小谷知也(こたに・ともや)氏43歳の推薦を決め、今月12日に党本部に推薦願を提出していました。

しかし、県町村会が、国民民主党を離党し無所属で出馬する予定の元衆議院議員、岸本周平(きしもと・しゅうへい)氏66歳の推薦を決めるなど、自民党県連の決定に対し反発する動きが出てきたことから、13日には、県連会長代行の世耕弘成(せこう・ひろしげ)参議院幹事長が、小谷氏の推薦見送りを示唆していました。

こうした中、きのう、自民党県連の二階会長と山下幹事長が、党本部で森山選対委員長と会談し、県連から出されていた推薦願の扱いを再度、県連で協議することを確認しました。

会談の後、自民党県連の山下幹事長は、「党本部と県連が今後、丁寧に対応していくことで一致した。選挙を勝ち抜くための候補者選定に努めたい」と述べました。

自民党県連では、今後、会議を開き、あらためて推薦願の取り扱いについて協議することになります。

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