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県作業療法士会と県理学療法士協会がダイハツ大浦店で高齢者対象の安全運転イベント開催

2022年09月14日 19時46分

社会経済

免許を持つ高齢者やその家族を対象とする安全運転教室がきょう(14日)和歌山市内の自動車販売店で開かれました。これは和歌山県作業療法士会と和歌山県理学療法士協会が、和歌山ダイハツ販売と協力して開いたものでおよそ20人の高齢者が参加して行われました。

高齢化が進む和歌山県では、免許保有者の4人に1人が高齢者で、高齢者による自動車事故のうち後期高齢者による事故が多くなっています。

こうした講習会を通して障害物を察して自動で止まることのできるサポートカーの存在を知ってもらったり、高齢者に安全運転の方法を改めて知ってもらおうと企画されました。

高齢者講習のようす(和歌山ダイハツ販売大浦店で)

きょう(14日)午後和歌山市内で開かれた講習会では、県作業療法士のメンバーが、安全運転の高齢ドライバーの特徴として、視力や聴力、認知機能の低下、運動機能の衰えなどが影響して事故にいたるケースがあることを紹介しました。

続いて、県理学療法士協会のメンバーが加齢による機能の低下を防ぐための運動も実施されました。

その後、参加者は自分の運転能力がどの程度の状態になっているかを計測できる、ドライビングシミュレータ体験や、操作ミスを防いでくれる自動ブレーキなどの機能が搭載されたサポートカーの実地体験も行われました。参加した女性は、「まだ車には乗りたいと思っていますが、安全運転に気をつけたい」と話していました。

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