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【知事選】世耕参院幹事長 小谷氏擁立見送り示唆

2022年09月13日 20時34分

社会

任期満了に伴う今年(2022年)11月の和歌山県知事選挙について、自民党の世耕弘成(せこう・ひろしげ)参議院幹事長は、きょう(8/13)の記者会見で、青森県総務部長の小谷知也(こたに・ともや)氏43歳の擁立を見送ることを示唆しました。

自民党和歌山県連は今月(9月)3日に和歌山市出身の小谷氏を擁立する方針を決定し、党本部に推薦を申請する段取りでしたが、県町村会が、元衆議院議員の岸本周平(きしもと・しゅうへい)氏66歳の推薦を決めるなど、県連の決定に反発する動きが出ていました。

こうした中、自民党県連の会長代行を務めている世耕参議院幹事長は、きょうの会見で、「機関決定のあとに、県町村会が岸本氏の推薦を決めたほか、一部の県連関係者が、自民党支持の有力団体などへ岸本氏への支持を働きかけている」と指摘し、「状況は変わったと思っている。最終的には、県連会長が決済されることだが、県連会長代行でもある私としては、こういう状況の中で、前途有望な官僚に、出馬をお願いできる状況にない」と強調しました。

一方、新たな独自候補の模索に関しては、「県連で議論すればいい」と述べるにとどめました。

自民党内では、小谷氏と岸本氏を巡り、分裂選挙になりかねないという懸念が強まっていました。

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