スタンフォード大オンライン講座 受講式
2022年09月10日 17時47分
海外の大学進学など、世界へ挑戦する生徒を育成するため、県内の高校生向けにカスタマイズした英語のライブ授業を提供する「Stanford e-Wakayama」の受講式が、きょう(10日)和歌山市で開かれました。
「Stanford e-Wakayama」は、今年度の県の新政策の1つで、県教育委員会がアメリカのスタンフォード大学と連携して実施する同時双方向型のオンライン遠隔講座です。
和歌山市の県民文化会館で開かれた受講式には、桐蔭高校や田辺高校など、公募で選ばれた県内の高校1、2年生ら30人が参加し、スタンフォード大学 国際多文化教育プログラムディレクターのゲイリームカイ氏や指導講師などによる挨拶のあと、生徒による自己紹介が行われました。
県の担当者はこの取り組みを通して「ディベート力や使える英語力を身に着けた高校生リーダーを育成していきたい」と話しています。
日高高校1年の寺井巴菜(てらい・はな)さんは「英語力を高めたいと思って応募した。全て英語の講義ということで不安もあるが、しっかり英語を聞き、自分の語彙力を使って進めていきたい」と話していました。
受講生は、来年3月にかけて月2回程度、スタンフォード大学専任講師による講義やディスカッションなど全10回の特別講座を受講し、全ての講座を終えた後に、受講者一人ひとりが英語によるプレゼンテーションを行う予定だということです。