【新型コロナ】県内感染689人 死亡3人
2022年09月09日 19時14分
和歌山県はきょう(9/9)、県内で新たに689人が新型コロナウイルスに感染し、すでに感染していた男女3人がきょうまでに死亡したことを確認したと発表しました。
きょう新たに県内で感染が確認されたのは、乳児以上の男女689人で、きのうより223人減り、前の週の同じ曜日より123人減りました。
また、死亡したのは、海南保健所管内の80代の男性と和歌山市に住む90代の男性と80代の女性のあわせて3人で、このうち、和歌山市の80代の女性は、先月19日に自宅で呼吸困難感などがあり、救急搬送されて感染が判明し、入院して治療を受けていましたが、きのう新型コロナウイルス感染症で死亡しました。
県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、これで233人となり、県内の累計の感染者数は、死亡した人を含めて12万3827人となりました。
現在入院しているのは250人、このうち酸素投与の治療を受けているのが51人、国基準の重症者は4人で、病床の使用率は45・9%となっています。
また、自宅などで療養している人は3874人です。
人口10万人あたりの直近一週間の新規感染者数は、県全体が619・9人で、16日連続で減少しています。
県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「引き続き減少傾向で好ましい状況だが、きょうの減少は、きのう木曜日の午後が休診のところが多い影響があるとみられる。ただ、厚生労働省による在宅での療養期間の見直しもあった中、これまでより一人一人の感染予防対策の徹底が重要だ」と指摘した上で、「きょうも在宅の人が亡くなっているが、基礎疾患がある人は、急速に悪化する事例があるので、十分、認識して、いつもと違う症状が出たら早めに医療機関を受診してほしい」と呼びかけました。
きょう確認された689人の保健所別の内訳は、和歌山市が313人、岩出が87人、田辺が66人、橋本が59人、新宮が53人、海南が50人、湯浅と御坊が29人、県外が3人となっています。
また、きょう新たに、和歌山市の特別養護老人ホームと海南保健所管内のサービス付き高齢者向け住宅であわせて2例のクラスターが確認され、県内のクラスターの累計は649例となりました。