和歌山県町村会は、きのう（８日）理事会を開き、ことし（２０２２年）１１月の任期満了に伴う和歌山県知事選挙に無所属で立候補する予定の元衆議院議員・岸本周平(きしもと・しゅうへい)氏６６歳を推薦することを決めました。

岸本氏は和歌山市出身で、旧・大蔵官僚を経て、２００９年の衆議院総選挙で旧・民主党から和歌山１区に立候補し、初当選しました。その後、国民民主党の幹事長代行を務めましたが、県知事選挙への立候補を表明し、７月に離党、今月（９月）１日に議員辞職しています。

県町村会は、きのうの理事会で岸本氏の推進を決めました。

知事選挙には、自民党県連が推薦する和歌山市出身の総務官僚で、青森県総務部長として出向している小谷知也(こたに・ともや)氏４３歳も立候補の準備を進めていて、今期限りでの引退を表明している現職の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事も、小谷氏を支援する考えを示しています。