9月県議会開会・新型コロナ対策など136億円増額の補正予算案提出
2022年09月08日 14時12分
和歌山県議会の9月定例会が、きょう(8日)開会し、新型コロナウイルス感染症対策や、公共事業に関する国庫支出金など、一般会計で総額およそ136億8千万円を増額する補正予算案などが提出されました。
今回の補正予算案の歳入は、国庫支出金が73億円あまりを占めるほか、県債を46億円あまり発行して対応しています。
主な内訳は、新型コロナウイルス関連では、県内の社会福祉施設や医療機関、薬局などを対象に物価の高騰に対する支援事業として12億円、新型コロナで収入が減少した人への国の生活福祉資金の貸付け受付の延長に伴う県・社会福祉協議会の貸付原資などの増額に1億円あまり、一般公衆浴場の事業者に対する燃料価格上昇への支援に371万円をそれぞれ計上しています。
このほか、燃料価格の高騰で不足する県庁や、県立学校、県警など県が所有する施設32か所の光熱水費の増額分として5億1千万円、道路や港湾・防波堤整備など国の補助による公共事業費として113億8千万円、災害支援病院の給水設備の改修に2138万円を計上しています。また特別会計では、県立こころの医療センターの事業会計に4300万円を増額補正しています。
和歌山放送ラジオでは、きょうの県議会・本会議のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。