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【新型コロナ】県内感染1113人 死亡1人

2022年09月07日 18時38分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(9/7)、県内で新たに1113人が新型コロナウイルスに感染し、すでに感染していた女性1人がきょうまでに死亡したことを確認したと発表しました。

きょう新たに県内で感染が確認されたのは、乳児を含む男女1113人で、きのうより405人増えた一方、前の週の同じ曜日より499人減りました。

また、死亡したのは、海南保健所管内の90代の女性で、基礎疾患のため入院していた病院でクラスターが発生し、女性は先月(8月)25日に感染が判明し、その後、症状が出て治療を受けていましたが、呼吸状態が悪化し、おととい(9/5)、新型コロナウイルス感染症で死亡しました。

県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、これで226人となり、県内の累計の感染者数は、死亡した人を含めて12万2226人となりました。

現在入院しているのは269人、このうち酸素投与の治療を受けているのが65人、国基準の重症者は7人で、病床の使用率は49・4%となり、57日ぶりに50%を切りました。また、自宅などで療養している人は5831人となっています。

県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「数字の上では、50%を切っているが、入院患者は、高齢者が多く、基礎疾患があり、受け入れ先を決めるのに時間がかかっている」と指摘しました。

また、野尻技監は、「容態急変による救急事例が増えている」と指摘し、「基礎疾患があり、症状のある人は、診療時間内の受診を心がけてほしい」と呼びかけました。

人口10万人あたりの直近一週間の新規感染者数は、県全体が646人で、14日連続で減少しています。

きょう確認された1113人の保健所別の内訳は、和歌山市が563人、橋本が121人、岩出が107人、田辺が105人、新宮が83人、湯浅と御坊が47人、海南が40人となっています。

また、きょう新たに、御坊保健所管内の特別養護老人ホームと和歌山市の小規模多機能型居宅介護事業所であわせて2例のクラスターが確認され、県内のクラスターの累計は645例となりました。

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