【新型コロナ】県内感染708人 死亡3人
2022年09月06日 19時49分
和歌山県はきょう(9/6)、県内で新たに708人が新型コロナウイルスに感染し、すでに感染していた男女3人がおとといからきょうにかけて死亡したことを確認したと発表しました。
きょう新たに県内で感染が確認されたのは、乳児を含む男女708人で、きのうより171人増えた一方、前の週の同じ曜日より304人減り、火曜日としては、7月19日以来、7週間ぶりに1000人を下回りました。
また、死亡したのは、湯浅保健所管内の60代の女性と和歌山市に住む100歳代の女性、それに海南保健所管内の80代の男性の3人で、3人とも、通院や入院で基礎疾患の治療を受けていて、新型コロナウイルスに感染し、死亡しました。
県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、これで225人となり、県内の累計の感染者数は、死亡した人を含めて12万1113人となりました。
現在入院しているのは275人、このうち酸素投与の治療を受けているのが57人、国基準の重症者は5人で、病床の使用率は50・5%、自宅などで療養している人は6325人となっています。また、人口10万人あたりの直近一週間の新規感染者数は、県全体が700人ちょうどで、13日連続で減少しています。
県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「感染者数は、減少傾向だが、まだまだ予断を許さない。学校での学級閉鎖などが少しずつ増えているので、引き続き、感染対策を徹底してほしい」と呼びかけ、今後については、「学級閉鎖が増えてきているので、学校で感染して家庭へ持ち込む形での感染のリバウンドは十分あり得る」と警鐘を鳴らしました。
きょう確認された708人の保健所別の内訳は、和歌山市が213人、岩出が124人、田辺が106人、湯浅が71人、橋本が52人、御坊が49人、海南が47人、新宮が46人となっています。
また、きょう新たに、海南保健所管内の病院と田辺保健所管内の有料老人ホームであわせて2例のクラスターが確認され、県内のクラスターの累計は643例となりました。