新型コロナウイルスの感染者急増でひっ迫する保健所や医療機関の業務を減らすため導入された「和歌山県抗原定性検査キット送付・陽性者登録センター」について、県はきょう（９／７）から対象者に濃厚接触者を加えるなど、運用を拡充しました。

県は、重症化リスクが低い人を対象に、オンラインで抗原定性検査キットの入手や、陽性者としての届け出をパソコンやスマートフォンで行える体制を整え、先月（８月）２４日から運用しています。

こうした中、県は、重症化リスクが低い人の中で無症状を含めた濃厚接触者を検査キットの送付を受けられる対象に加えたほか、無料検査場で検査を受けて陽性が判明した人も、陽性者の登録ができるように変更しました。

また、検査キットの送付と陽性者登録の申し込みができる時間帯は、これまで昼間の８時間に限られていましたが、きょうから２４時間、申し込むことができます。問い合わせについては、これまで通り午前９時から午後５時までとなっています。

なお重症化リスクの低い人の条件は、これまでと同じで、年齢が１５歳以上５０歳未満で、糖尿病や高血圧、ぜんそくなどの基礎疾患がなく、肥満の度合いを示す係数ＢＭＩが３０未満、それに、妊娠していない人です。