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【知事選】連合和歌山、岸本氏推薦発表

2022年09月05日 18時31分

政治

今年(2022年)11月に投票が行われる和歌山県知事選挙で、県内最大の労働団体、連合和歌山はきょう(9/5)、記者会見を開き、前衆議院議員の岸本周平(きしもと・しゅうへい)氏66歳の推薦を決めたと発表しました。

連合和歌山の記者会見(2022年9月5日・和歌山市・プラザホープで)

連合和歌山によりますと、今年5月23日に出馬を表明し、国民民主党から離党した岸本氏から推薦願を受けた後、6月15日に現職の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が出馬しないことを明らかにし、6月末には、和歌山県職員労組と自治労県本部が組織として岸本氏の推薦を決定したため、7月4日に連合和歌山として、岸本氏の推薦を決めたということです。

推薦決定の発表が遅れたことについて、記者会見した連合和歌山の山本龍一(やまもと・りゅういち)会長は、「岸本氏が国会議員の職にとどまり、自民党と公明党に推薦願を出している中で、推薦決定の発表を見計らっていた」と述べ、今月(9月)1日に岸本氏が国会議員を辞職し、おととい3日に自民党県連が独自候補の推薦を決めたことを受け、岸本氏の推薦決定を発表したと説明しました。

推薦の経緯を説明する山本会長

連合和歌山には、県内26の労働組合が加盟し、組合員の数は、およそ3万人とされていて、山本会長は、「連合和歌山は、岸本氏が初当選したときからずっと連携をとってやってきたので、連合の政策は十分、理解してもらっている。今後は、岸本氏の地盤がない、和歌山市以外の地域を中心に、連合和歌山として全面的に支援していく」と述べました。

県知事選挙を巡っては、和歌山市出身の総務官僚で、現在、総務省から出向する形で青森県の総務部長を務めている小谷知也(こたに・ともや)氏43歳を、自民党県連が推薦することを決めています。

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