受験生のお守りとして人気の橋本市の南海電鉄高野線・学文路(かむろ)駅の入場券セットの販売が、早くもあす（５日）から始まります。

学文路駅入場券は、「学文(問)の路(みち)に入る」 という読み方ができることから、受験生のお守りとして縁起が良いとして、南海電鉄が、１９７５年から販売しています。

入場券セットは、学問の神様、菅原道真(すがわらの・みちざね)をまつる学文路天満宮の祈願を受けたもので、桜をイメージした台紙に、「合格祈願」の文字と「菅原道真」をあしらった２種類のサイズの硬券(こうけん)＝硬式入場券、あわせて５枚、それに、切手を貼って、投函するだけで、学文路天満宮に奉納される絵馬入りハガキで、１セット８００円となっています。そして、学文路駅には、特製スタンプが設置され、台紙に押せるようになっていて、南海電鉄では、学文路駅も訪ねてほしいとしています。

入場券セットの販売は、あすから来年（２０２３年）３月末までの予定で、南海電鉄の主要駅のほか、オンラインショップでも購入できます。また、普段は無人駅のため、販売されていない学文路駅でも、来月（１０月）１９日土曜日と１２月１８日日曜日の２日間、いずれも午前１０時から正午まで、特別販売会が行われ、ここで購入の人には、硬券ホルダーがプレゼントされます。