JR西が来年4月、関西圏中心に特急料金値上げ
2022年09月03日 17時41分
JR西日本は紀勢線の特急「くろしお」など関西圏を中心に一部の在来線で特急料金を来年4月1日から値上げすると、このほど発表しました。
JR西日本が在来線特急の料金を値上げするのは、消費税増税によるものを除くと1987年の国鉄民営化以降初めてとなります。
値上げするのは京都、大阪と紀南地方を結ぶ特急「くろしお」や大阪と兵庫県北部を結ぶ「こうのとり」など東海道線や阪和線、紀勢線、山陰線、七尾(ななお)線、舞鶴線、福知山線、播但(ばんたん)線、大阪環状線を走る特急で、指定席特急料金は51キロから100キロまでが現行の1520円から1730円に、151キロから200キロまでが2290円から2730円などになります。
今回の値上げは、新型コロナウイルス禍による厳しい経営状況を踏まえたもので、JR西日本では、年間およそ15億円の増収を見込んでいます。