【新型コロナ】3人死亡・あらたに812人確認
2022年09月02日 18時52分
歌山県は、きょう(2日)までに、県内で新型コロナウイルスに感染した男女3人が死亡したと発表しました。また、あらたに、乳児から90歳代の男女812人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。きのう(1日)よりは218人の減少、前の週の同じ曜日よりは945人の減少となっています。新規感染者が900人を下回るのは32日ぶりです。
死亡した3人は、全員基礎疾患があり、いずれも和歌山市在住の80代の男女2人と、100歳代の女性1人で、死因は、80代の2人が新型コロナウイルス感染症、100歳代の女性がその他肺炎で、新型コロナの感染が悪化を引き起こしたとしています。
また、きょうあらたに、和歌山市と海南保健所管内の病院2か所、田辺と新宮の各保健所管内の高齢者施設2か所のあわせて4か所でクラスターが認定され、県内のクラスターの累計は635件となっています。
県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「感染者が減少傾向なのは大変喜ばしいが、学校での感染拡大で学級閉鎖が相次ぐなど、引き続き、しっかりとした感染予防対策が必要だ」と話しています。
きょう確認された812人の保健所別の内訳は、和歌山市が265人、田辺が132人、岩出が99人、橋本が89人、湯浅が70人、新宮が58人、御坊が52人、海南が47人となっています。
人口10万人あたりの直近1週間の新規感染者数は、県全体が882人で、きのうより102・3人減少したほか、各保健所管内の新規感染者数も、ことし(2022年)7月25日以来、39日ぶりにすべての箇所で1000人を下回っています。
現在入院している人は306人で、病床使用率は56・1%、自宅などで療養中の人は7954人です。