前線や台風１１号による湿った空気の影響で和歌山県ではきのう（３１日）からけさ（１日）にかけて激しい雨が降った地域があり、県内の広い地域で停電しました。

県によりますと１日午前１０時半現在、日高川町美山で一時間当たりの雨量が６１ミリを記録したほか、降り始めからの雨量が１７６ミリとなりました。県内では大雨や落雷などの影響で広い地域で停電したところがありました。

この雨による人や建物などへの被害はありませんでした。県内の公立の学校や幼稚園では特別支援学校１校で臨時休校になりましたが、そのほかの学校では午前８時半現在臨時休校などの措置はありませんでした。県では本庁と日高振興局で警戒態勢２号を発表し、警戒に当たりました。県内ではあす（２日）も前線や湿った空気の影響で雨が降りやすく断続的に雨が降るほか、昼過ぎから夕方にかけて雷を伴って激しい雨が降るところもある見通しです。