万博関連の情報<発信:和歌山県>

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県・道路照明用電気料金を過払い・未払い

2022年08月31日 20時13分

交通政治

和歌山県によりますと、県内の道路照明灯用の電気料金のうち、少なくとも356契約分で契約変更や解除の手続きを怠り、関西電力へ過払いや未払い状態になっていたことがわかりました。県では、このほかにも過払いか所があるとみて、全容解明を急いでいます。

道路照明電気料金の過払いを陳謝する仁坂知事(8月31日・和歌山県庁)

県・道路保全課の調べによりますと、県内の道路照明灯の電気料金は全部で4560契約ありますが、ことし(2022年)5月、大阪府内の道路照明の電気料金のうち、500件あまり、およそ1億円の過払いがわかったことから、県も調べたところ、356契約分で過払いや未払いなど不適切な支払いがあったことがわかったものです。

過払いの経緯は、照明の撤去や移設、LED灯への変更、国や市・町への移管などによる契約変更手続きを怠ったケースがほとんどです。多くは平成の時期ですが、最も古いものでは、昭和39年(1964年)からの箇所もあり、過払い額等はあわせておよそ6280万円となっています。

県では、順次、過払い箇所の契約変更や解除を行うほか、料金を肩代わりする格好となった移管先へ請求する考えを示す一方で、既に時効を迎えているものもあり、全額を回復するのは困難とみています。

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