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和歌山市立宮小学校の給食にロイヤル熊野牛寄付

2022年08月30日 17時51分

教育

和歌山市立宮(みや)小学校に、和歌山県産の熊野牛(くまのぎゅう)の寄付があり、きょう(30日)、熊野牛を使った給食を児童たちが楽しみました。

熊野牛の給食を楽しむ児童ら(8月30日・和歌山市立宮小学校)

これは、株式会社 伊勢屋(いせや)の代表取締役・前田秀樹(まえだ・ひでき)さんが、母校の宮小学校の児童が、最近の食材価格の高騰で、給食でおよそ1年間牛肉を食べていないということを聞き、和歌山でおよそ30か月飼育された熊野牛の肉を50キロ提供したものです。

児童に説明する前田健太郎さん

きょう、宮小学校では、前田さんの息子で、株式会社 肉匠伊勢屋(にくしょう・いせや)代表の前田健太郎(まえだ・けんたろう)さんが、児童らに熊野牛について説明しました。児童からは熊野牛や黒毛和牛についての質問が寄せられ、前田さんが丁寧に答えていました。

熊野牛の焼き肉を味わう児童

このあと、児童らは熊野牛を使った焼肉や、わかめスープなどを味わいました。3年生の児童は「熊野牛のことは今回初めて知った。普通のお肉と全然違う。肉汁がすごい。この給食はいい思い出になった。また食べたい。」と喜びをあらわしていました。

焼き肉を容器に盛りつける児童

前田さんは「和歌山で育ったお肉を食べて欲しくて熊野牛を提供した。地産地消の大切さを伝え、熊野牛をもっと食べてもらいたい」と話していました。

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