和歌山産の梅ビール「キズナエール」東京で完成披露
2022年08月25日 18時58分
全国の信用金庫が連携し、地域の枠を超えて様々な課題を解決する「よい仕事おこしネットワーク」は、このほど(23日)東京・羽田(はねだ)の「よい仕事おこしプラザ」で、和歌山県産の梅を使った梅ビールの完成発表会を開きました。
このビールは、梅酒の醸造で知られる海南市の中野BC株式会社が梅のシロップを提供し、東京の株式会社大鵬(たいほう)が醸造しました。「キズナエール」と名付けられ、和歌山産の梅の酸味とビールの苦みをブレンドした独特の風味が楽しめます。
「よい仕事おこしネットワーク」では、先に和歌山産の梅とカステラをマッチングさせた「梅カステラ」の製造を手掛けていて「キズナエール」が第二弾となります。
今月(8月)23日に開かれた完成式には、中野BCの中野幸治(なかの・こうじ)社長と、株式会社大鵬の大屋幸子(おおや・さちこ)社長、信金側からは、きのくに信用金庫の田谷節朗(たや・せつろう)理事長や、事務局を務める、和歌山市出身で東京の城南(じょうなん)信用金庫の川本恭治(かわもと・きょうじ)理事長らが出席しました。
式に続いて、報道関係者らも交えた試飲会が行われ、中野BCの中野社長は「梅の素材を使い、フルーティーでさわやかな味のビールができました。このご縁を大切に頑張っていきたい」と話していました。