【新型コロナ】県内感染1755人 死亡1人 クラスター4例

2022年08月24日 19時30分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(8/24)、新たに1755人が新型コロナウイルスに感染し、すでに感染していた男性1人がきょうまでに死亡したことを確認したと発表しました。

県内の感染状況を発表する野尻技監(2022年8月24日・県庁記者会見室で)

きょう新たに県内で感染が確認されたのは、乳児から100歳代までの男女1755人で、きのうより127人増え、前の週より205人増えて水曜日としては過去最多となりました。

また、県内で新たに死亡が確認されたのは、和歌山市に住む70代の男性1人で、基礎疾患で入院中に感染し、4日後のおととい22日に死亡しました。

県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、これで189人となり、県内の累計の感染者数は、死亡した人を含めて10万6180人となりました。

現在入院しているのは344人、このうち酸素投与の治療を受けているのが63人、国基準の重症者は4人となっています。

また、和歌山県内の新型コロナウイルス感染者用の病床は、4つ増えて544床となり、病床の使用率は63・2%となっています。

一方、自宅などで療養している人は1万3408人です。

また、きょう新たに、和歌山市の2つの病院と障害者支援施設、海南保健所管内のグループホームの、あわせて4例のクラスターが確認され、県内のクラスターの累計は610例となりました。

和歌山県内では、あすから和歌山市などで新学期が始まりますが、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「いまのような感染状況で、ワクチン未接種者が多い学校現場が再開すると、再び家族に感染が広がることが想像され、大変、危惧している」と懸念を示し、「基本的な感染予防対策と、換気を徹底してほしい」と呼びかけました。

きょう確認された1755人の保健所別の内訳は、和歌山市が774人、岩出が280人、田辺が273人、橋本が120人、湯浅が96人、新宮が89人、御坊が73人、海南が50人となっています。

人口10万人あたりの直近一週間の新規感染者数は、県全体が1477・9人で、これまでで最も高くなり、保健所管内別では、和歌山市と田辺が過去最高の数値となっています。

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