【新型コロナ】県内感染1411人 死亡8人 クラスター3例

2022年08月22日 18時57分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(8/22)、新たに1411人が新型コロナウイルスに感染し、すでに感染していた男女8人がきょうまでに死亡したことを確認したと発表しました。

感染者を発表する野尻技監(2022年8月22日・県庁記者会見室で)

きょう新たに県内で感染が確認されたのは、乳児から90代までの男女1411人で、きのうより541人減り、先週の月曜日より36人減少しました。

また、県内で新たに死亡が確認されたのは、和歌山市に住む90代の男女3人と、新宮保健所管内の80代の男性、田辺保健所管内の50代の男性、御坊保健所管内の90代の女性、岩出保健所管内の90代の男性、湯浅保健所管内の90代の女性のあわせて8人です。8人には、いずれも基礎疾患がありました。このうち、田辺保健所管内の50代の男性は、クラスターが発生した病院に入院していて、今月15日に陽性が判明し、治療を受けていましたが、4日後に死亡しました。

県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、これで184人となり、県内の累計の感染者数は、この184人を含めて10万2797人となりました。

現在入院しているのは352人で、病床の使用率は65・2%、自宅などで療養している人は1万2971人です。

また、きょう新たに、御坊保健所管内の特別養護老人ホームと橋本保健所管内のグループホーム、それに新宮保健所管内で開かれた屋内スポーツの合同合宿で、あわせて3例のクラスターが確認され、県内のクラスターの累計は604例となりました。このうち、新宮保健所管内のスポーツの合同合宿は、今月6日から12日にかけて開かれ、あわせて21団体、200人以上が参加していて、これまでに参加者14人の感染が確認されています。

県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、死亡する人が相次いでいることについて「第7波での感染の爆発が主な要因。今一度、基礎疾患のある人や高齢者と接する機会のある人は、感染予防対策を徹底してほしい」と呼びかけました。

きょう確認された1411人の保健所別の内訳は、和歌山市が679人、田辺が139人、橋本が138人、岩出が124人、海南が98人、御坊が85人、湯浅が75人、新宮が71人、県外が2人となっています。

人口10万人あたりの直近一週間の新規感染者数は、県全体が1429・7人で、保健所管内別の数値は、御坊と新宮で過去最高となっています。

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