海保がイルカ漁妨害想定の訓練
2022年08月17日 17時58分
太地町でイルカなど小型鯨類の追い込み漁が来月(9月)から始まるのを前に、第5管区海上保安本部はきょう(8/17)、太地港で反捕鯨団体の妨害行為に備えた警備訓練を実施しました。
訓練には、海上保安官らおよそ30人が参加し、漁船の操業をゴムボートに乗って妨害する相手を取り押さえたり、イルカ漁を撮影する活動家を退去させたりする訓練が行われました。
太地町は条例で、イルカ漁の期間中、漁が行われる畠尻湾(はたけじりわん)上空のドローンの飛行を禁止していて、太地いさな組合の小畑充規(こばた・みつのり)組合長56歳は、「去年は頭上でドローンが飛んで危険を感じたこともあった。仕事を続けていく上で、訓練はすごくありがたい」と話していました。