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夏休みの子どもがラジオづくり

2022年08月16日 17時09分

イベント社会

夏休み中の小・中学生を対象にした「おもしろ科学の実験工作教室」が、きょう(16日)和歌山市立図書館で開かれ、子ども達が、オリジナルの電池式ラジオづくりにチャレンジしました。

オリジナルラジオ工作のもよう(8月16日・和歌山市立図書館)

これは、わかやま産業振興財団が、夏休みの子どもの自由研究や、科学の学習に役立ててもらおうと、毎年開いているものです。

きょうは、和歌山市立図書館の多目的ルームに和歌山市や周辺の小学4年生から中学生までの15人が参加しました。

ラジオ工作に励む男子児童

午前中は、ボール紙に基盤やスピーカー、スイッチ、電池ケースなどを取り付けて組み立てる持ち運び可能なラジオ「はこらじ」づくりが行われ、子ども達は、和歌山工業高等専門学校の教授や学生の手ほどきを受けながら、およそ1時間半ほどで完成しました。

子ども達は、早速ラジオのスイッチを入れ、ダイヤルを回して周波数を合わせると、スピーカーから音楽やトークが聞こえる様子に驚いた表情を見せていました。

完成したラジオのスピーカーに耳を当てる男子児童

子ども達は「面白かったです。工作は得意じゃないけど、自分が作ったラジオから音が出てきてびっくりしました」と話していました。午後は、ノートパソコンを使って、音階を奏でるプログラミングの実習が行われました。

わかやま産業振興財団では、今月(8月)18日に橋本市、23日に田辺市、24日には串本町でも実験工作教室を開く予定です。

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