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【新型コロナ】県内で1387人の感染と2人の死亡を確認

2022年08月16日 17時35分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(16日)新たに県内で乳児から100才代までの男女1387人が新型コロナウイルスに感染し2人が死亡したことを確認したと発表しました。感染者数にはみなし陽性者26人が含まれています。県内の感染者の累計は亡くなった173人を含む9万0978人です。

人口10万人当たりの感染者数は県全体で1215.4人と3日連続で減少していますが県ではお盆休みで医療機関の検査数が減っていることもあり、あす(17日)以降の感染状況の動向を警戒しています。

県によりますと、保健所別の感染者は、和歌山市が429人、田辺232人、湯浅193人、岩出151人、御坊144人、橋本111人、海南66人、新宮61人となっています。亡くなった人は2人で、橋本保健所管内の80代の男性はクラスターが発生した特別養護老人ホームに入所していて感染し、新型コロナウイルス感染症でなくなりました。また新宮保健所管内の50代の男性は感染後脱水症状を起こしたあと容態が悪化して亡くなりました。

2人は基礎疾患があり、新型コロナウイルスに感染したことが死亡の原因となっています。県内の新たなクラスターは高齢者関連の施設3件で、県内のクラスターの累計は590件です。

3件のクラスターの内訳は、岩出保健所管内の特別養護老人ホームで17人、新宮保健所管内の有料老人ホームで20人、湯浅保健所管内では軽費老人ホームで9人です。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、「脱水症状を起こすと非常に危険なので適切な水分補給が必要だ」と話しています。また、第7波に入り、県内の死者が55人となり、8月だけでも42人になっていることに注目していて、「症状が急に悪化しなくなるケースが目立っている」と懸念を示しています。

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